2025-01-21

スマホが熱くなる11の原因と15の対策、3つのNG行為

スマホが熱くなる原因は、負荷の高いアプリの使用や外気温の影響、コンピューターウイルス感染まで多岐に渡ります。スマホが熱くなると、バッテリーの劣化やスマホ本体の故障、発火など、さまざまなリスクが生じます。また、間違った方法で熱を冷ますと故障につながる恐れもあります。スマホを長期間に渡り安全・快適に使用するためには、スマホが熱くなる原因や対処法、正しい熱の下げ方を知っておくことが大切です。

この記事では、スマホが熱くなる11の原因と15の対策、3つのNG行為について解説します。すぐにスマホが熱くなってしまうとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

スマホが熱くなる11の原因

1. ゲームや動画など負荷の高いアプリを使用している

グラフィックを多用するゲームやGPSを使用するアプリ、動画のストリーミング再生などは、スマホの頭脳の役割を担うCPUやグラフィック処理を行うGPUへの負荷が大きく、スマホが発熱しやすくなります。特に最近は、3Dグラフィックを多用しながらGPSを使用する、スマホにとって高負荷なゲームアプリが人気を集めています。ゲームに夢中になっていたら、いつの間にかスマホが熱くなってしまっていることも多いでしょう。

ゲームや動画の連続使用でスマホが熱くなったときは、バックグラウンドでの起動も含め、アプリを終了してスマホの負荷を抑えることが有効です。

[対策の解説] 負荷の高いアプリを終了する


2. カメラ機能を連続で使っている

最近のスマホは高画質の写真や動画の撮影が可能なものが多いですが、高画質・高機能のカメラの連続使用は負荷が大きく、スマホが発熱しやすくなります。特に動画撮影は、カメラが休みなく稼働し続けている状態になるためスマホが熱を持ちやすく、長時間の撮影には注意が必要です。

カメラの連続使用でスマホが熱くなったときは、一時的にカメラを使わずスマホを休ませて熱が下がるのを待つことが有効です。

[対策の解説] 長時間の連続使用をやめる


3. スマホを長時間使い続けている

スマホを長時間使用し続けていると、CPUなどのパーツに休みなく負荷がかかり続けるため、発熱しやすくなります。特に、複数のアプリを同時に起動した状態での長時間使用は、スマホの負担が増えて熱くなりやすいため注意が必要です。

連続使用でスマホが熱くなったときは、一時的にスマホを休ませて熱が下がるのを待つことが有効です。

[対策の解説] 長時間の連続使用をやめる


4. 夏場など外気温が高温な環境で使用している

夏場の屋外など高温な環境での使用は、スマホの放熱が追いつかず熱くなりがちです。スマホに使用されているリチウムイオン電池は熱に弱く、高温になると故障や発火の恐れもあるため、高温な環境での使用には注意が必要です。夏場以外でも、暖房器具の熱風があたる場所で使用したり、カイロが触れたりすることでも熱くなるため気を付けましょう。

高温環境でスマホが熱くなったときは、できるだけ早く涼しい場所に移動することが有効です。

[対策の解説] 涼しい場所・直射日光が当たらない場所に移動する


5. 直射日光が当たる環境で使用している

直射日光が当たる環境で使用すると、スマホ内部からの熱に加え、外部からもスマホに熱が加わり、発熱しやすくなります。特に本体が黒いスマホや黒いカバーを利用している場合は、日光の熱の多くを反射することなく吸収してしまうため高温になりやすく、注意が必要です。

直射日光が当たり続ける環境にいてスマホが熱くなったときは、できるだけ早く日陰や涼しい場所に移動することが有効です。

[対策の解説] 涼しい場所・直射日光が当たらない場所に移動する


6. ウイルスやマルウェアに感染している

スマホがウイルスやマルウェアに感染すると、スマホを操作していないにも関わらず、バックグラウンドで不正にアプリやプログラムが起動してCPUに負担がかかり、スマホが熱くなる場合があります。見覚えのないアプリがインストールされていたり、アプリが勝手に起動していたりする場合は、ウイルス感染を疑いましょう。

ウイルス感染によるスマホの発熱が疑われた場合、信頼できるセキュリティソフトウェアをインストールしてウイルスを駆除することが有効です。

[対策の解説] セキュリティソフトウェアを利用する


7. 充電しながらスマホを使用している

充電中はスマホのバッテリーに多少の熱が発生します。充電中にスマホを操作してCPUなどの発熱も加わると、より早くスマホが熱くなりがちです。特に、充電中にゲームや動画視聴などCPUやGPUへの負荷が大きい動作をすると熱くなりやすいため注意が必要です。

充電中にスマホを使用しなければならずスマホが熱くなったときは、一旦充電ケーブルを抜いてから操作することが有効です。

[対策の解説] 充電をやめる


8. 純正品以外の充電器を使用している

純正品以外の充電器は、電圧が純正品とは異なる場合があり、充電中にスマホが発熱する恐れがあります。また、純正品以外の充電器は、安全基準を満たしていない場合もあるため、純正品を使用することを推奨します。純正品を使用していても、ケーブルが傷んでいると発熱の原因になる場合があるため、劣化した機器は使用しないようにしましょう。

[対策の解説] 純正品の充電器を使用する


9. バッテリーが劣化している

スマホのバッテリーが劣化すると、発熱しやすくなります。スマホに使われているリチウムイオン電池は、充電を繰り返すことで徐々に劣化していきます。また、充電が100%の状態で充電し続ける「過充電」や、充電切れの状態で放置する「過放電」になることでも劣化が進んでしまいます。充電の減りが異常に早い場合や、バッテリーが膨張している場合は、バッテリーが劣化している可能性があります。

バッテリーが劣化していることが疑われる場合、スマホが発火する可能性があるため、早急にバッテリー交換やスマホの修理を検討しましょう。

[対策の解説] スマホを修理する、買い替える
[故障したら] スマホが熱で故障したかもと思ったらGalaxy Harajukuなどへ


10. アプリに不具合が発生している

スマホにインストールしているアプリに不具合が発生していることが原因で、スマホが熱くなることもあります。特定のアプリをダウンロードしてから熱くなるようになった場合や、アプリの動作中に熱くなる場合は、アプリが原因の可能性があります。これまで問題なく使えていたアプリでも、仕様変更などによって不具合が発生する場合もあります。

アプリの不具合が原因だと思われるときは、アプリを再起動したり最新の状態にアップデートしたりすることが有効です。

[対策の解説] システム・アプリをアップデートする


11. スマホが故障している

熱くなる要因が何もないにも関わらずスマホが発熱している場合は、スマホ本体の故障が原因の可能性があります。スマホを何年も使用し続けていて内部パーツが劣化していたり、水没や落下が原因で気付かないうちに基板部分が損傷していたりすると、発熱につながることがあります。

スマホ本体の故障が疑われる場合、修理や買い替えを検討しましょう。

[対策の解説] スマホを修理する、買い替える
[故障したら] スマホが熱で故障したかもと思ったらGalaxy Harajukuなどへ

スマホが熱くなったときの15の対策

1. 負荷の高いアプリを終了する


スマホが熱くなったら、ゲームや動画のストリーミングなど負荷の高いアプリを終了しましょう。負荷が高いアプリの一例として、3Dグラフィックを多用したゲームアプリや、動画視聴アプリ、SNSアプリ、ビデオ通話アプリなどがあります。操作中のアプリだけでなく、バックグラウンドで動作しているアプリも閉じることが重要です。


■ Androidでアプリを終了する方法
1. ホーム画面下にある画面切り替えボタン [|||] をタップする
(ナビゲーションバーが表示されていない場合は、画面を下から上にスワイプ)

2. 起動中のアプリが横に連なって表示されるため、アプリを下から上にスワイプして終了する
(起動中のアプリが縦に連なって表示される場合は、アプリを左右にスワイプして終了)

■ iPhoneでアプリを終了する方法

- iPhoneXより前の機種の場合
1. ホームボタンを2回連続で押す
2. 起動中のアプリが画面上に表示されるため、ひとつずつ下から上にスワイプする

- iPhoneX以降の機種
1. ホーム画面を開き、画面を下から上にスワイプする
2. 起動中のアプリが画面上に表示されるため、下から上にスワイプする


2. 長時間の連続使用をやめる


長時間の連続使用でスマホが熱くなってしまった場合は、一旦スマホの利用をやめて熱が下がるのを待ちましょう。待っている間は、電源をオフにしておくと熱がより下がりやすくなります。


3. 涼しい場所・直射日光が当たらない場所に移動する


スマホが熱くなったときは、放熱を促進するため、直射日光が当たらない涼しい場所にスマホを移動させて熱が冷めるのを待ちましょう。暑い場所や直射日光が当たる場所からすぐに移動できない場合は、日傘を差したり風を当てたりして、温度が上がり過ぎないように工夫しましょう。


4. ディスプレイの明るさを下げる


スマホのディスプレイを明るい設定にしている場合は、輝度を下げることで熱が下がりやすくなります。利用に支障のない範囲内でディスプレイの輝度を下げてみましょう。

■ Androidの明るさを調整する方法
1. 画面上部のステータスバーを下にスワイプする
2. お知らせパネルが表示されるので、画面をもう1度下にスワイプする
3. 画面上部の輝度を調節するバーを動かして明るさを調整する

■ iPhoneの明るさを調整する方法

- faceIDを搭載している端末の場合
1. 画面上部の右側から下にスワイプしてコントロールセンターを開く
2. 輝度を調節するバーを動かして好みの輝度に調節する

- ホームボタンがある端末の場合
1. 画面の下側から上にスワイプしてコントロールセンターを開く
2. 輝度を調節するスライダーを動かして好みの輝度に調節する


5. 省電力モードを使用する


省電力モードとは、一部の機能を制限することで、スマホの消費電力を抑える設定です。省電力モードにしてバッテリーの負担を抑えることで、発熱を抑えることにつながります。省電力モードをオンにすると、メールの取得やディスプレイの明るさ、アプリのバックグラウンド更新など一部の機能が制限されます。
(※省電力モードの名称や制限される機能は機種によって異なる場合があります。)


■ Androidの省電力モードの設定方法
1. [設定] アプリを開き、[バッテリー] をタップする
2. [省電力モード] をタップして、有効にする
(※OSのバージョンによって設定方法が異なります。)

■ iPhoneの省電力モードの設定方法
1. [設定] アプリを開き、[バッテリー] を選択
2. [低電力モード] をタップしてオンに切り替える


6. スマホケース・カバーを外す


スマホケースやスマホカバーをつけていると熱がこもりやすいため、スマホが熱くなった場合は外すことで放熱しやすくなります。特に、スマホ全体を覆う手帳型のカバーは、布製や革製が多く、熱がこもりやすいので注意が必要です。しかし、スマホカバーを付けずに使うのは落下時や衝撃が加わった際の破損が心配という人も多いでしょう。発熱は心配だけどカバーは使用したい、という人には、バンパータイプやメッシュタイプなど放熱しやすい構造のスマホカバーがおすすめです。バンパータイプとは、スマホの側面のみを覆うタイプのカバーです。全面や背面がカバーで覆われないため、熱がこもりにくくなっています。メッシュタイプは、メッシュ素材で通気性が良いため全体をカバーで覆いつつ熱を放出しやすい構造となっています。


7. 扇風機や10円玉、冷却グッズで放熱する


扇風機の風を当てたり、10円玉のように熱伝導率の高い素材で出来ているものをスマホの熱くなっているところに置いたりすることも、効率よく熱を下げるために有効です。最近では、スマホの熱を吸収するシートや、冷却ファン、常温の保冷剤など、さまざまなタイプのスマホ専用の冷却グッズが数多く販売されています。日常的にスマホが熱くなって困っている場合は、自分に合った冷却グッズを探してみるのも良いでしょう。


8. セキュリティソフトウェアを利用する


ウイルス感染が原因でスマホが熱くなっている可能性がある場合は、セキュリティソフトウェアの導入がおすすめです。セキュリティソフトウェアを使用することで、危険なウイルスを検出・駆除したり、OSの脆弱性をカバーしたりすることができます。

セキュリティソフトウェアを購入する際は、使用しているスマホのOSに対応しているかを必ず確認しましょう。また、ソフトウェアによって検出率や機能が異なります。盗難・紛失時に端末の位置を確認する機能や、紛失時に第三者にデータを見られないようにする保護機能が付いているものもありますので、自分の用途に合った製品を選択しましょう。
なお、セキュリティソフトウェアを語ったマルウェアも世の中には存在するため、できるだけ信頼できる企業のセキュリティソフトウェアを選択することをおすすめします。


9. 充電をやめる


充電中にスマホが熱くなっている場合は、充電ケーブルを抜いて熱が下がるまで待ちましょう。スマホが熱くなっている状態で充電を続けると、バッテリーの劣化や故障につながる恐れがあるので注意が必要です。また、充電中にスマホの上にものを置くと熱がこもりやすいため、スマホの上には何も置かないようにしましょう。


10. 純正品の充電器を使用する


充電には純正品の充電器を使用しましょう。純正品以外の充電器を使用していて充電中にスマホが熱くなる場合は、電圧の違いなどが原因でスマホが発熱している可能性があります。また、充電器のケーブルやコネクタ部分が劣化していることで発熱につながるケースもあるため、古い充電器や変形した充電器は使用しないようにしましょう。


11. 電源を切る・再起動する


電源をオフにしたり再起動したりすることで、CPUやバッテリーの稼働を一旦停止して、発熱を阻止し、放熱しやすくなります。スマホが高温になっている場合は、熱が下がるのを待ってから再起動しましょう。


■ Androidの電源オフと再起動の方法
1. 電源ボタンを長押しする
2. 表示されたメニューの中から [電源を切る] または [再起動] をタップする

■ iPhoneの電源をオフにする方法

- ホームボタンがあるiPhoneの場合
1. [電源オフ] のスライダーが表示されるまでサイドボタンを長押しする
2. スライダーをドラッグする

- ホームボタンがないiPhoneの場合
1. サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しする
2. 画面に [電源オフ] のスライダーが表示されたらドラッグする

- iPhoneの電源オンの方法
1. 画面にロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しする
(※強制的に再起動する方法もあるが、iPhoneでは電源をオフにしてから再度電源をオンにすることが推奨されている)


12. システム・アプリをアップデートする


システムやアプリの不具合が原因でスマホが熱くなっている場合、最新の状態にアップデートすることで改善する可能性があります。また、古いOSやアプリの使用はウイルス感染のリスクが高まるため、セキュリティ面からも最新の状態にしておくことが大切です。

自動アップデートを有効にしておくと、お手軽で更新忘れもなくなるためおすすめです。ただし、スマホの空き容量が不足していたり、インターネット接続が不安定になっていたりすると自動アップデートができないこともあるため気を付けましょう。アプリの自動アップデートをオンにしていてもアップデートができていない場合は、手動でアップデートする必要があります。


■ Androidのシステムを手動でアップデートする方法


1. [設定] アプリを開き、[ソフトウェア更新] をタップする
2. [ダウンロードおよびインストール] をタップし、画面表示に従って操作する
※「Wi-Fi接続時に自動ダウンロード」をオフにすることで自動更新をストップすることができます。

■ Androidのアプリを手動でアップデートする方法
1. [Playストア] を開く
2. 画面右上のアカウントアイコンをタップする
3. [アプリとデバイスの管理] をタップする
4. すべてのアプリを一括でアップデートする場合は [すべて更新] をタップする。アプリを選択してアップデートする場合は、アップデートしたいアプリをタップし [更新] をタップする

■ iPhoneのシステムを手動でアップデートする方法
1. 事前にバックアップを行い、[iPhoneを探す] をオンにしている場合はオフにする。
(※オンの状態でアップデートすると、iPhoneが使用できなくなる場合があるため注意)
2. [設定] を開き、[一般] をタップする
3. [ソフトウェアアップデート] をタップする
4. [今すぐアップデート] をタップする


■ iPhoneのアプリを手動でアップデートする方法
1. [App Store] を開く
2. 画面上部のアカウントボタンをタップする
3. 全てのアプリをアップデートする場合は [すべてをアップデート] をタップ、特定のアプリを選択してアップデートする場合は各アプリの横にある [アップデート] をタップする


13. セーフモードで起動する


スマホが熱くなっている原因がわからない場合、セーフモードで起動して原因の分析をすることができます。セーフモードとは、インストールしたアプリは起動させず、OSとシステムに組みこまれているアプリのみを起動するモードです。セーフモードで起動しているときは、一部の機能は制限されて使用できなくなります。
セーフモードで起動したときだけスマホが熱くならない場合、OSやハードウェアには不具合が起きておらず、インストールしたアプリに原因がある可能性が高いことがわかります。
反対に、セーフモードで起動しているときもスマホが熱くなる場合は、OSやハードウェア、バッテリーに不具合が起きている可能性が考えられます。

[故障したら] スマホが熱で故障したかもと思ったらGalaxy Harajukuなどへ

なお、セーフモードを試す際は、念のため事前にデータのバックアップを取っておきましょう。また、セーフモード使用時は、機内モードがオンになりデータ通信ができなくなるため、必要な場合は起動後に機内モードをオフに切り替えましょう。


■ Androidをセーフモードにする方法
1. 電源が入っている状態で、電源メニューが表示されるまで電源ボタンを長押しする
2. [電源を切る] を長押しするとセーフモードの説明が表示されるので [OK] を選択
(※セーフモードは、再起動または電源の入れ直しをすれば解除される)

■ iPhoneをセーフモードにする方法
1. 電源をオフにした状態で 電源ボタンと音量を上げるボタンを同時に押す
2. 画面にロゴマークが表示されたら、電源ボタンだけを離し、音量を上げるボタンだけを押し続ける
3. ホーム画面またはパスコード入力画面が表示されたら音量を上げるボタンを離す
(※セーフモードは、再起動または電源の入れ直しをすれば解除される)



14. 初期化する


ウイルス感染やインストールしたアプリが原因でスマホが発熱している場合、スマホを初期化することで解決する可能性があります。ただし、スマホを初期化すると、工場出荷時の状態に戻るため、インストールしたアプリや写真や動画、連絡先などあらゆるデータが消えてしまいます。初期化はあくまで最終手段として、セキュリティソフトの導入やアプリのアップデートなどを行っても改善しない場合に検討しましょう。

また、初期化する際には、事前にデータをバックアップしておくことが重要です。ウイルス感染が疑われていた場合、初期化完了後にセキュリティソフトを導入してからバックアップしたデータを戻す方が安全です。


■ Androidのバックアップ方法

- Google Oneを使ったバックアップ方法
1. [設定] を開き、[Google] をタップする
2. [バックアップ] をタップし、[Google Oneへのバックアップ] をオンにする
3. [今すぐバックアップ] をタップする

- Googleアカウントからログアウトする方法
Androidを初期化するには、事前にGoogleアカウントからログアウトする必要があります。以下ではGoogleアカウントからログアウトする方法を説明します。

1. [設定]を開き、[アカウントとバックアップ] をタップする
2. [アカウントを管理] をタップし、削除するアカウントを選択し、[アカウントを削除] をタップする
3. アカウント削除に関する説明文が表示されたら [アカウントを削除] をタップ
(※GoogleアカウントのPINコードやパスワードの入力が求められたら入力する)

- Androidを初期化する方法
1. [設定] を開き、[一般管理] をタップする
2. 次に [リセット] をタップする
3. [デバイス全体の初期化] をタップする
(※GoogleアカウントのPINコードやパスワードの入力が求められたら入力する)

- iPhoneのバックアップ方法
1. Wi-Fiに接続する
2. [設定] を開き、画面上部に表示されているユーザー名をタップする
3. [iCloud] をタップする
4. [iCloudバックアップ] をタップする
5. [今すぐバックアップを作成] をタップし、バックアップが完了するまで待つ

- iPhoneを初期化する方法
1. [設定] を開き、[一般] をタップする
2. [転送] または [iPhoneをリセット] をタップし、[すべてのコンテンツと設定を消去] をタップする
3. パスコードまたはApple Accountのパスワードの入力画面が表示された場合は入力する
4. [続ける] をタップし、[iPhoneを消去]をタップする
(※パスコードの入力画面が表示された場合は入力する)
5. [バックアップの作成をスキップ] をタップする
(※バックアップが済んでいない場合は、完了するまで待つ)
6. Apple Accountのパスワードを入力し、画面上部左側の [オフにする] をタップして自動で再起動されるまで待つ


15. スマホを修理する、買い替える


ここまでお伝えした対処法を試しても改善がみられない場合、スマホの修理や買い替えを検討することも必要かもしれません。バッテリーの劣化が原因の可能性がある場合は、バッテリーの修理や交換をするのもよいでしょう。使用しているスマホが古い機種の場合は修理や交換、OSのアップデートに対応していない場合もあるため、使用中のスマホが修理できるか、ショップやメーカー、スマホ修理の専門店などに問い合わせる必要があります。もし修理や交換に対応していない場合、新しい機種への買い替えを検討しましょう。

最新機種の中には、スマホの熱を放出する機能が高く、熱がこもりにくい機種や、高性能のCPUやGPUを搭載することで発熱しにくくなっている機種もあります。スマホゲームを長時間する人は、ゲーミングスマホにすると高負荷なゲームでも熱くなりにくく、快適にゲームを楽しめます。この機会に熱くなりにくい高性能なスマホへ買い替えるのも良いでしょう。

スマホが熱くなったときの
3つのNG行為

1. 保冷剤で冷やす


スマホの熱を下げようとして、保冷剤をスマホに当てると、急激な温度変化によってスマホの本体内部に結露が生じ、故障につながる恐れがあります。防水性能が高いスマホでも、本体内部に結露が発生すれば故障する可能性があるため、急激な温度変化を与えないように注意しましょう。

急いで熱を下げたい場合は、うちわや扇風機の風を当てたり、常温の保冷剤を使ったりすると良いでしょう。最近では、ゴムバンドやシールでスマホに取り付けて放熱の手助けをするスマホ専用の常温保冷剤も販売されています。


2. 冷蔵庫・冷凍庫に入れる


冷蔵庫や冷凍庫に入れることでも急激な温度変化により結露が発生する可能性があるため、スマホが熱くなったときでも冷蔵庫や冷凍庫にスマホを入れてはいけません。一般的に、冷蔵庫の温度は0〜9℃ほどでスマホの動作には問題のない温度ではあるものの、スマホが熱くなっている状態で冷蔵庫に入れると温度変化が大きく、結露の原因になってしまいます。保冷剤同様、防水スマホであっても結露による故障は防げません。


3. 水の中に入れる、水をかける、氷を乗せる


スマホが熱くなっている状態でスマホを水の中に入れたり、水をかけたり、氷を乗せたりすることでも、急激な温度変化でスマホ内部に結露が起きて故障の原因となってしまうため、スマホが熱くなってもやってはいけない行為と言えます。保冷剤や冷蔵庫と同じように、この結露は防水スマホでも防げません。なお、防水性能は使用していくうちに劣化していくため、過信は禁物です。

スマホが熱くなると起こる
6つのリスク・悪影響

1. 動作が遅くなる、重くなる、強制終了する


スマホが熱くなり、正常な動作ができなくなった状態を熱暴走と呼びます。熱暴走が起きると、動作が遅くなったり、重くなったり、アプリが強制終了したりすることがあります。熱暴走が起こり、画面がフリーズしたり強制終了したりすると、入力中のデータが消えてしまうこともあります。

また、熱暴走した状態で使用を続けると、故障やバッテリーの劣化につながる恐れもあります。スマホが熱いと感じたら、すぐに操作をやめて熱が下がるのを待ちましょう。


2. アプリなどの機能が一部制限される


スマホが高温になると、防衛機能が働き、カメラのフラッシュなどアプリの機能が一部制限されることがあります。他にも、充電が遅くなる、ディスプレイが暗くなるなどの変化が現れるケースがあります。熱が下がり正常に使えるようになるまではなるべく使用を控えて待ちましょう。


3. 充電の減りが早くなる


スマホで負荷の高いアプリを使用して熱くなっている場合、充電の減りが早くなることもあります。高負荷な動作はバッテリーの消耗が激しい上に、熱くなることでバッテリーの劣化も進み充電の減りが早くなってしまいます。

4. バッテリーが劣化する


スマホに使われているリチウムイオン電池は熱に弱いため、スマホが熱くなるとバッテリーに負荷がかかり、劣化してしまう恐れがあります。バッテリーが劣化すると、充電の減りが早くなったり、バッテリーにガスが溜まり膨らんだりすることがあります。

バッテリーの劣化が進むと、最悪の場合は発火する恐れもあります。充電の減りが異常に早い場合やバッテリーが膨張している場合は劣化している可能性が高いため、早急にバッテリー交換やスマホの買い替えなどを検討しましょう。


5. 故障の原因になる


スマホにはバッテリー以外にも熱に弱い部品が使われているため、熱くなることで部品がダメージを受けてスマホ本体の故障につながる恐れがあります。

スマホ本体が故障することにより、写真や連絡先などのデータも消失してしまう可能性もあります。定期的にデータのバックアップを取り、調子が悪いと思ったらショップやサポートセンターなどに早めに相談しましょう。


6. 発火・爆発・やけどの恐れがある


スマホに使用されているリチウムイオン電池は、高温になると発火や爆発、やけどの恐れがあるため注意が必要です。高温になったスマホを放置すると火災の恐れもあり、大変危険です。

東京消防庁の報道発表資料「リチウムイオン電池からの火災にご注意を!」によると、2016年~2020年の5年間で、スマホなどの携帯電話機が原因の火災が、東京消防庁の管内だけでも55件発生しているとしています。

スマホが異常に高温になる場合は、早めにショップやサポートセンターなどに相談しましょう。また、車内など高温になる場所や直射日光が当たる場所に放置しないことも大切です。

スマホが熱で故障したかもと思ったらGalaxy Harajukuなどへ

「スマホが熱で故障したかも」と不安になったら、東京・原宿にあるGalaxy Harajukuや大阪・難波にあるGalaxy Studio Osaka、各地のGalaxyリペアコーナーなどにお問い合わせください。

Galaxy Harajukuの地下1階では、Samsung Galaxyに関するご相談や修理、点検を承っています。日本初のSamsung Galaxy専用ツールで無料スマホ健康診断を実施。スマホの健康状態を診断し、スタッフがお悩み解決のサポートをいたします。相談だけでも受け付けているので、最近スマホが熱くなりやすいと感じたら、立ち寄ってみてください。

また、スマホの買い替えを検討している場合、最新モデルを実際に手に取ることもできます。高性能のCPUやGPUに加え、冷却機構を強化した熱くなりにくい最新のSamsung Galaxyスマートフォンを是非体験してみてください。また、Galaxy Harajukuには、カフェやフォトスポット、Samsung Galaxyオリジナルストラップを作成できるコーナーなど、訪れた人が楽しめる仕掛けがたくさんあるので、修理や相談に訪れたら、ほかのフロアにも足を運んでみてください。

Galaxy Harajukuとは?

東京・原宿にオープンしたSamsung Galaxyブランドのショーケース。世界最大級の規模を誇る当施設では、新製品のタッチ&トライが体験できるほか、館内でお貸しするSamsung Galaxy端末を使って楽しめるイベントが盛りだくさん!

Galaxy Studio Osakaとは?

大阪にオープンしたSamsung Galaxyブランドの体験拠点の1つ。Galaxy Harajukuと同じように新製品のタッチ&トライや購入、最新のGalaxy AI体験など、Samsung Galaxyブランドの世界観を一度に体験することができます。

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