2025-01-14

スマホのバッテリーを長持ちさせる20の方法・寿命を伸ばすコツ

「最近スマホのバッテリーの減りが早いなぁ」と感じたことはありませんか?実は使い方や充電の仕方を変えるだけで、スマホの充電を長持ちさせたり、バッテリーの寿命を伸ばしたりすることができます。今回はスマホのバッテリーを長持ちさせる20の方法と寿命を伸ばす4つのコツを紹介します。スマホの使い方を見直して充電切れしにくいスマホライフを送りましょう。

目次

スマホのバッテリーを長持ちさせる省電力な使い方16選

1. 使わないアプリを終了する

スマホでは、複数のアプリを同時に起動することができるため、一度使用したアプリを開いたまま別のアプリを使用している人も多いでしょう。しかし、アプリがバックグラウンドで稼働していると、バッテリーの消耗が早まります。使わないアプリは起動したままにせず、終了しましょう。


2. 使わないアプリをアンインストールする

使わないアプリをインストールしたままにしていると、バックグラウンドで通知や自動更新が行われ、バッテリーが消費されます。定期的にアプリの使用状況をチェックし、使わないアプリはアンインストールしましょう。プリインストールアプリ(スマホに最初からインストールされているアプリ)は削除できないものが多いですが、ほとんどのアプリは無効化することが可能です。アプリを無効化すると、再度有効化するまでは一切起動しなくなるため、無駄なバッテリー消費を減らすことができます。

ただし、一部のプリインストールアプリは、無効化すると他のアプリが正常に動作しなくなる可能性があるため、無効化は慎重に行いましょう。


3. ディスプレイの明るさを下げる

スマホの画面の明るさの輝度が高いほど、バッテリーを消費します。画面の輝度を高く設定している場合は、輝度を下げることでバッテリーの消費を抑えることができます。しかし、画面の明るさが使用環境に適していないと、画面が見えづらくなったり、目が疲れやすくなったりしてしまいます。

バッテリーの消費を抑えつつ使用環境に適した明るさで使用するには、明るさの自動調整を有効にしておくのがおすすめです。ディスプレイの設定で明るさの自動調整を有効にしておくと、使用する環境に応じて画面の明るさが自動的に調整され、余分なバッテリーの消費を抑えることができます。


4. 不要なときは画面をオフにする

画面がオンになっているだけでもバッテリーを消費するため、操作が不要なときは、画面をオフにするように心掛けましょう。操作が終わる度に画面をオフにするのが理想的ですが、使うたびに毎回オフにするのは難しいため、自動ロックの設定をしておくのがおすすめです。ただし、自動ロックを設定していても、ロックがかかるまでの時間が長いと無駄に充電を消費してしまいます。バッテリーを長持ちさせたい場合は、自動ロックまでの時間を短めに設定しておきましょう。


5. Wi-Fiをオフにする

自宅や職場にWi-Fi環境がある場合、Wi-Fiを常にオンのままで使用している人も多いでしょう。しかし、Wi-Fi環境以外でWi-Fiがオンになっていると、スマホは常にWi-Fiの電波を探し続けるためバッテリーの消費が大きくなります。また、街中にはたくさんのフリーWi-Fiが飛んでおり、なかには個人情報を抜き取るために悪意を持って用意された危険なフリーWi-Fiがある場合もあります。

Wi-Fiを常にオンにしていると、気付かないうちに危険なWi-Fiに自動接続してしまう恐れもあるため、使わないときはオフにしておく方がセキュリティ上も安全です。


6. Bluetoothをオフにする

Bluetoothも、使用するとき以外はオフにしましょう。Bluetoothがオンになっていると、Bluetoothの接続機器を検索し続けるためバッテリーの消耗が激しくなります。また、Bluetoothを外出先でも常にオンにしているとセキュリティ面でのリスクも生じるため、使用時以外はオフにしておく方が安全です。


7. GPSをオフにする

必要なとき以外はGPSをオフにしておくことで、無駄なバッテリーの消費を抑えられます。GPS(位置情報)をオンにしていると、位置情報を測定するため衛生と通信が行われ、バッテリーの消費が大きくなります。

近年は、ゲームアプリやマップなどGPSを使用するアプリが増えており、使用していない時でもバックグラウンドで位置情報を取得するアプリが数多くあります。アプリの設定によっては、自分では気づかないうちにGPSがオンになってしまっている可能性もあります。アプリごとにGPSの設定が可能なため、位置情報の取得をアプリの使用中のみ許可するなど、状況に応じて設定しましょう。


8. NFCをオフにする

NFCとは、スマホ決済などに使用する近距離無線通信規格です。Wi-FiやBluetooth、GPS に比べると消費電力は少ないですが、使用していないときもバッテリーが消費されます。NFC機能付きのスマホの場合、使わないときはオフにしておきましょう。機種によっては、スマホ決済を有効化することでNFCも自動的に有効になるため、NFCの設定項目がないケースもあります。


9. テザリングをオフにする

デザリングとは、スマホをモバイルルーターのように利用して、パソコンやタブレットをインターネットに接続することです。Wi-Fi環境がない場所でもスマホを利用してパソコンなどをインターネットに接続できるためとても便利な機能ですが、デザリングの使用中は、バッテリーの消費が激しくなります。

必要なとき以外は、デザリングをオフにしましょう。また、デザリングには、Wi-Fi・Bluetooth・USBの3つの接続方法があり、接続方法によってもバッテリーの消費量が変わります。最もバッテリー消費が激しいのが、Wi-Fi接続です。Bluetooth接続は、Wi-Fi接続よりもバッテリーの消耗は少ないですが、通信接続は他の接続方法と比較すると遅いため、用途によって使い分けると良いでしょう。USB接続の場合は、充電も同時に行われるため、端末が高温になりやすく、バッテリーの劣化が進む恐れがあります。


10. 充電中は使用しない

バッテリー残量が少ないときや、スマホゲームなどバッテリーの消費が激しいアプリを使用するときは、充電しながら利用する人も多いでしょう。しかし、充電中の利用はバッテリーに負担をかけてしまいます。また、充電中に使用するとスマホが熱くなりやすく、高温になるとバッテリーへのダメージに加え、画面がフリーズしたり故障の原因になったりすることもあります。特に、GPSがオンの状態やゲームアプリ、ストリーミングなどバッテリー消費が大きい操作をしながらの充電は、スマホに大きな負担をかけてしまうので注意しましょう。

バッテリーを長持ちさせるには、充電中はスマホを使用せず、操作が必要なときは充電ケーブルを抜いてから使用することが大切です。


11. キー操作時の音やバイブレーションをオフにする

キー操作時の音やバイブレーションも、少量ですがバッテリーを消費します。キー操作音は初期設定のまま使用している人も多いかと思いますが、不要な場合はオフにしておきましょう。


12. ダークモードをオンにする

ダークモードとは、黒い背景の画面モードのことです。ライトモードでは画面が明るくて目が疲れやすいという人におすすめの設定です。デフォルトでは、白い背景のライトモードに設定されています。スマホのディスプレイは、大きく分類すると「有機EL」と「液晶」の2種類があります。有機ELディスプレイの場合は、黒い部分に電力を使用しないため、ダークモードをオンにすると省電力の効果があります。

有機ELディスプレイを搭載するSamsung Galaxyスマホを見る


13. 省電力モード・低電力モードをオンにする

省電力モードや低電力モードをオンにすることで、スマホの機能を制限し、バッテリーの消費を抑えることができます。使用しているスマホの制限内容を確認し、問題がなければ省電力モードをオンにしておくと良いでしょう。省電力モードの名称や制限される内容は機種によって異なります。制限される内容の一例は、メールの取得やアプリの自動アップデート、画面の明るさなどです。


14. カメラを起動しっぱなしにしない

イベントやフォトスポットなどに出かけると、シャッターチャンスを逃さないようについカメラを起動したままになりがちですが、カメラアプリはこまめに閉じるようにしましょう。スマホのカメラにはオートフォーカス機能が搭載されているものが多く、カメラの起動中は常にフォーカスを合わせようとするため、バッテリーを消費します。

最近は多機能なカメラアプリが増えていますが、機能が多いほどバッテリーの消費も多くなります。カメラの設定を見直し、必要な機能のみオンにすることも省電力につながります。また、高解像度の動画撮影も、バッテリー消費量が多いため、動画の解像度を下げるとバッテリーの消費を抑えられます。


15. ゲームなど画像を多用するアプリを長時間使用しない

ゲームアプリなど画像を多用するアプリはバッテリーを大量に消費するため、長時間の使用は避けましょう。最近では精巧な3Dグラフィックが人気のゲームアプリも数多くありますが、3Dグラフィックを使用するゲームはスマホへの負荷が非常に大きく、長時間の利用はバッテリー駆動時間を短くします。

ゲームアプリを使用する際は、解像度が高いほどバッテリー消費量が増えるため、解像度を下げることをおすすめします。


16. 動画や音楽などのストリーミングを長時間使用しない

YouTubeのように、インターネットに接続し、動画や音楽などのデータを受信しながら再生する配信方式をストリーミングといいます。ストリーミングは、データをデバイスに保存する必要がなく、すぐに再生できて便利ですが、データ受信と再生を同時に行うため、バッテリーの消費量が多くなります。

事前に動画や音楽のダウンロードができる場合は、ダウンロードを済ませておき、オフラインで再生すると、再生時のバッテリーの消費を抑えることができます。

スマホのバッテリー寿命を伸ばす充電方法4選

1. 純正品の充電器を使う

スマホのバッテリー寿命を伸ばすには、メーカー純正の充電器や充電ケーブルの使用がおすすめです。純正品以外の充電器や充電ケーブルでも問題なく使用できる場合もありますが、電圧が異なることによってスマホに負担がかかったり、故障につながったりする可能性があります。合わない充電器を使用し続けた場合、充電ケーブルを差し込んでもスマホが反応しなくなったり、基板が損傷し電源が入らなくなったりするケースもあります。

また、車のシガーソケットからの充電は、強い電流が流れるため、スマホに大きな負担がかかってしまいます。シガーソケットからの充電は、緊急時以外はなるべくしないようにしましょう。


2. 過充電しない(フル充電で放置しない)

充電が100%になっても充電し続けることを「過充電」と呼びます。スマホに使われているリチウムイオン電池の特性上、過充電するとバッテリーが劣化しやすくなります。夜から朝にかけて就寝中にスマホの充電をする場合は、過充電になりやすいため気を付けましょう。

過充電を防ぐには、充電が完了次第、なるべく早めに充電ケーブルを抜くことが大切です。スマホの機種によっては、長時間の充電をする際に、充電速度を緩めて過充電を防ぐ機能が付いている場合もあります。


3. バッテリー残量をゼロにしない

ほとんどのスマホでは、リチウムリオン電池が使用されています。リチウムイオン電池は、充電を使い切った状態になると、電圧降下状態になり劣化が進んでしまいます。バッテリーを使い切った状態で長時間放置すると過放電の状態になり、リチウムイオン電池のダメージが大きくなり、充電できなくなるケースもあるので注意が必要です。また、0%になった状態から充電すると電力と時間がより多く必要になります。バッテリーの残量が減ったら早めに充電をするように心掛けましょう。


4. スマホが熱を持ったらクールダウンするまで使用を控える

リチウムイオン電池は熱に弱いため、スマホが熱くなったまま使用を続けるとバッテリーの劣化につながります。また、高温になると発火や破裂、故障の恐れもあります。スマホが熱いと感じたらすぐに使用を止めて、涼しい場所に置いて温度が下がるまで使用を控えましょう。

スマホカバーをつけている場合は、熱がこもるため、カバーを外した方がスマホの熱を逃がしやすくなります。高温になるとスマホがフリーズすることもあり、焦って早く冷やしたくなりますが、保冷剤などを使用して急速に冷やすとスマホ内部に結露が発生し、故障してしまう可能性があるので注意しましょう。また、スマホ内部が結露しているときに充電してしまうと、ショートして発火する恐れもあります。耐水・防水のスマホでも、スマホの本体内部の結露が発生する可能性があるので、冬に外出先から室内に入る際など、急激な温度変化のあとは気を付けましょう。

こまめな管理でバッテリーを節約して最適化

スマホのバッテリーをいちいち手作業で管理するのは面倒で難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。そこでおススメしたいのが、Samsung Galaxyスマートフォンにあらかじめ搭載されている「デバイスケア」。この機能は、バッテリー消費の設定に加えて、ストレージの管理やメモリーの解放、端末の保護までスマホの管理が一括でできる機能です。「デバイスケア」には、あなたのバッテリー管理を助ける機能がたくさんあります。ここからは、操作画面とともに「デバイスケア」の機能をご紹介します。

「今すぐ最適化」でパフォーマンスを最適化

ワンタップするだけで、バッテリーの使用量に応じてパフォーマンスを最適化。また、ストレージやメモリのキャッシュを削除します。

「省電力モード」でバッテリー消費を制限

ゲームやエンターテインメントなど、日常的な利用シーンに応じて スマホの省電力モードを活用しましょう。Samsung Galaxyスマートフォンなら、「設定〉バッテリー」*で「省電力モード」オプションのスイッチをタップして、省電力モードを有効にします。

*Android 13 以下の場合 設定〉バッテリーとデバイスケア〉バッテリー

*Android 13 以下の場合 設定〉バッテリーとデバイスケア〉バッテリー

「メモリ」で空き容量を今すぐ確保

「メモリ」とは、端末が一時的にアプリケーションを実行したり、他のデバイスの機能を使用している時に情報をロードしたりする場所です。現在のメモリの使用状況が確認でき、起動中のアプリが一覧で表示されるため、不要なアプリを終了させてバッテリー消費を節約したいときに便利です。

電池持ちを重視したスマホ選びのポイント

バッテリーの単位「mAh」とは?

これまでは、スマホのバッテリーを長持ちさせるためのチェックポイントと対処法について紹介してきました。しかし、「バッテリーのことを気にせずスマホを楽しみたい」という方も多いでしょう。

そんな方は、スマホのスペックでバッテリー容量を表わす単位「mAh」に注目してみましょう。mAhとは「ミリアンペアアワー」と読み、1時間にどれだけの電流を流すことができるかを示した単位。この数字が大きければ大きいほど、バッテリーの容量が多く長時間スマホを使用できることを表わしています。*

一般的に、スマホのバッテリーは3,000mAh以上のものであれば丸1日使っても安心と言われており、4,000mAhを超えると2日以上使用してもバッテリー切れの心配が少ないと言われています。Samsung Galaxyスマホは最新モデルである「Galaxy S24」が4,000mAh、「Galaxy S24 FE」が4,700mAh、「Galaxy S24 Ultra」が5,000mAhという大容量バッテリーを搭載しています。

*実際のバッテリー寿命は、ネットワーク環境、使用されている機能とアプリ、通話とメッセージの頻度、充電回数、その他さまざまな要因によって異なります。

バッテリーはシェアする時代に!

ワイヤレスバッテリー共有のココがスゴイ!

Samsung Galaxyスマホには、バッテリーの電力を他のワイヤレス充電可能なデバイスとシェアする「ワイヤレスバッテリー共有」という機能が搭載されています。例えば、旅行先で家族や友人のスマホとバッテリーをシェアしたり、仕事の出張で会社用スマホとバッテリーをシェアしたり、そしてGalaxy WatchやGalaxy Budsといったワイヤレス充電に対応した周辺機器を充電したり、利用シーンは多彩です。

「ワイヤレスバッテリー共有」の使い方は、機能をONにして背面にワイヤレス充電に対応したスマホや周辺機器を置くだけ。とっても簡単です。Samsung Galaxyスマホで、いざという時にバッテリー不足で焦らない快適なスマホ生活を送りましょう。

ワイヤレスバッテリー共有の使い方を見る

最近バッテリーの消費が早いと感じたら?

Galaxy HarajukuやGalaxy Studio Osakaへ

Galaxy Harajuku B1Fのサービスコーナー

東京 原宿に『Galaxy Harajuku』と大阪 難波に『Galaxy Studio Osaka』という2つのSamsung Galaxyのブランド体験拠点があり、新製品のタッチ&トライはもちろんのこと、Samsung Galaxyスマホの修理や点検も行なっています。

「端末のメンテナンス」を使ってバッテリー消費を最適化してもバッテリーの消耗が早いと感じた時、またはそろそろバッテリーの持ちが良いスマホへ買い替え時かなと感じたら、ぜひお近くのSamsung Galaxyスマホの取扱店に足を運んでみましょう。

Galaxy Harajuku、Galaxy Studio Osakaでは、Galaxy専用ツールで無料スマホ健康診断を実施。バッテリーの健康状態について診断を行い、バッテリーをリフレッシュする修理も承っています。バッテリーの持ちが悪くなったら、Galaxy HarajukuやGalaxy Studio Osakaで復活させましょう。

Galaxy Harajukuとは?

東京・原宿にオープンしたSamsung Galaxyブランドのショーケース。世界最大級の規模を誇る当施設では、新製品のタッチ&トライが体験できるほか、館内でお貸しするSamsung Galaxy端末を使って楽しめるイベントが盛りだくさん!

Galaxy Studio Osakaとは?

大阪にオープンしたSamsung Galaxyブランドの体験拠点の1つ。Galaxy Harajukuと同じように新製品のタッチ&トライや購入、最新のGalaxy AI体験など、Samsung Galaxyブランドの世界観を一度に体験することができます。

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