2024-12-23

防水タブレットは風呂や野外などの利用におすすめ!選び方も紹介

※画像はイメージです。

本を読んだり、映画やレシピサイトを見たり、授業を受けたり、絵を描いたり…タブレットがあれば、いつでもどこでも、好きな時間に好きな場所で好きなコンテンツを楽しめます。どこにでも持ち運べるがゆえに、お風呂場や雨の日の外出などで水に濡れ、壊れてしまう危険性もあります。タブレットなどの精密機器は、水が大敵なのです。

そんなとき、防水機能があるタブレットなら、バスタイムや野外でも濡れる心配をせずに楽しめます。ですが、防水タブレットにはいくつか種類があり、価格帯も幅広いため、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。

今回は、防水タブレットの基本的な性能と選び方、使用メリットなどを紹介します。あわせて、実際に使ってみた感想をリポートします。

【執筆者】力武亜矢

 

防水 / 防塵性能を維持するためのガイドラインおよび保証に関してはこちらをご覧ください。

 

「おすすめの防水タブレットのリポート」をすぐに知りたい方はこちら

記事で紹介する製品

防水タブレットの進化が止まらない

※画像のデバイスはGalaxy Tab S9+です。

防水タブレットとは?普通のタブレットとなにが違う?

タブレットとは一般的に、本を読んだり、動画を見たり、絵を描いたりすることができる、スマートフォンより少し大きいサイズのデジタル端末です。画面のサイズやメモリ容量は、製品によって異なります。操作方法はスマートフォンと同じく指を使うことが基本ですが、スクリーン用のタッチペンを使える機種もあり、中にはペンが付属した製品もあります。

キャリアと契約して使用するLTEモデル/5Gモデルの製品と、Wi-Fiに接続して使用するWi-Fiモデルの製品があるため、購入時に確認することをお勧めします。
※2024年9月30日現在、「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」は、auでのみ購入可能な5Gモデルです。

自分のスマートフォンと同じOS(iOSやAndroidなど)が搭載された製品であれば、スマートフォンとタブレットを連携するときの互換性が高くなるでしょう。

さらに、Wi-Fi接続できるタイプのタブレットなら、インターネット上で本や教科書、ゲーム、デザイン、レシピなど、さまざまなアプリをダウンロードして使えて、動作スピードも安定します。

防水タブレットとは、数あるタブレットの中で、防水機能が備わった機種をいいます。防水とひとくちに言っても、多少の水滴が画面に落ちた程度の防水もあれば、水没しても本体内部に浸水しない防水までレベルがあるため、用途に合った製品を選ぶのがいいでしょう。

防水タブレットのおすすめポイント

防水機能はタブレットの付加価値なので、付いていたほうがいいですが、そのぶん価格に反映されることが多いです。

寝室や書斎など、水に濡れる確率が低い場所でしか使わないと決まっているのであれば、防水機能の有無は選択肢から外してもいいですが、いつどこで水に触れるか分かりません。防水機能は、あるに越したことはないでしょう。

一方で、お風呂やキッチンなどの水回りで使う場合や、カフェやアウトドアなど野外での使用を考えている場合は、防水機能付きのほうが便利です。

シャワーの水しぶきがかかっても、タブレットに浸水しないレベルの防水タブレットもあり、このクラスになると、お風呂場へ持ち込むたびにタブレットをビニールで包んで防水する手間がかかりません。

用途に合う防水タブレットの選び方

※画像はイメージです。

防水タブレットは主に、お風呂場で動画を見たり電子書籍を読んだり、キッチンでレシピページをチェックしたり、カフェで仕事をしたり、キャンプや釣りなどアウトドアシーンのお供にするときなどに活躍します。

使う場所や使い道によって必要な防水の程度が異なるため、防水には等級が定められています。等級の数字が上がるほど防水機能は高まりますが、そのぶん価格も高くなる傾向にあります。

ここからは、防水の等級や画面サイズなど、用途に合わせた選び方をお伝えしますが、その前に、どのOS(iOSやAndroidなど)に対応した機種を選ぶかを決めておくことが大切です。

ふだん使っているOSと同じ種類にしたほうが、操作が分かりやすく互換性も高くなりますが、スマホはiPhoneでタブレットはAndroidという使い方もできます。

防水には等級がある

防水の程度は幅広く、少しの水滴から画面を守るレベルから、水没しても本体に浸水しないレベルまであり、レベルに合わせた等級が国際基準で決められています。

タブレットの商品サイトや店頭でのスペック表示に書かれている「IPX8」などの表記が防水の基準で、国際電機標準会議(IEC:International Electrotechnical Commission)が定めた規格です。「IPX8」の「IP」はInternational Protectionを意味し、IPコードと呼ばれています。

「IPX〇」の〇に数字が入り、数字は水の侵入に対する保護程度を表し、その等級は0から8まであります。「IPX8」の場合は、保護等級が8という意味です。


■防水等級の目安

[IPX0]
防水効果なし

[IPX1]
鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない

[IPX2]
鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない

[IPX3]
鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない

[IPX4]
あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない

[IPX5]
あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない

[IPX6]
あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない 

[IPX7]
一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(水深1メートル、30分まで)

[IPX8]
継続的に水没しても内部に浸水することがない


等級は、水滴・飛まつ・噴流水・水没のそれぞれに対して定められていますが、たとえば噴流水と水没の両方に対応した機種もあるのです。その場合は、「IPX5/7」「IPX5/8」など2つのIPコードを並べて表示します。

ちなみに、IPX5/8のほうがIPX5/7よりも防水性能に優れている評価になります。

用途別 防水タブレットの選び方

防水タブレットには、IPコードが明記されています。主な用途に合わせて最適な等級やサイズ、性能を選びましょう。

■お風呂場で動画を見たりゲームを楽しんだりする場合

※画像はイメージです。

シャワーの水しぶきからタブレットを守れる、IPX5以上がおすすめです。うっかり湯船にタブレットを落としてしまう可能性がありますので、一時的な水没から守れるIPX7か、継続して水没しても浸水しないIPX8を選んだほうが、より安心です。

映画やドラマを見たり、ゲームを楽しんだりする場合、タブレットの画面サイズは大きいほうが映像に迫力を感じられますが、あまり大きすぎると持ち運びにくくなるので、筆者は12インチくらいがちょうどいいと思います。12インチはB5サイズをひと回り小さくしたサイズ感です。インチは、画面の対角線から算出して決めらますが、スペック表にインチ数が明記されていますので、測り方がわからなくても大丈夫です。

自宅にWi-Fi環境がある場合、タブレットもWi-Fi対応の機種を選べば、速度のストレスを感じることなく映画やドラマ、ゲームを楽しめます。動画やゲームを長時間楽しむ場合は、バッテリーの持ちの良さと、大容量のデータを保存できるストレージの値もチェックしましょう。外部ストレージであるmicroSDカードに対応した機種であれば、ストレージの拡大ができます。


■キッチンでレシピを見ながら料理をする場合

レシピを見ながら料理をするとき、濡れた手のままタッチやスクロールをしてもタブレットに影響しない程度の防水機能があると便利です。この場合は、垂直に落ちてくる水滴からタブレットを守るIPX1からIPX3でも十分ですが、タブレットを持ち上げたり移動させたりする可能性を考えると、水道の蛇口から出た水がかかるかもしれませんので、IPX6以上を選んだほうがいいかもしれません。

レシピはテキストだけでなく動画タイプもありますので、最新のWi-Fi規格に対応するタブレットを選んだほうが、料理の途中で動画が止まってイライラしたり、レシピの続きが見られなくて炒め途中の食材を焦がしてしまったりする危険性が減ります。Galaxy Tab S10+はWi-Fi 6Eと呼ばれる、高速通信に適した規格になっています。さらにGalaxy Tab S10 Ultraの場合は最新のWi-Fi 7に対応しており、より快適に通信することが可能です。

濡れた手で

タブレットを触っても大丈夫

※動画のデバイスはGalaxy Tab S9+です。

■カフェテラスやキャンプ場など野外で使用する場合

※画像のデバイスはGalaxy Tab S9+です。

カフェのテラス席やキャンプ場、フェスやイベント会場など外出先で使用する場合、タブレットにとってなにより怖いのが、雨に濡れることです。どんなに高価なデジタル機器でも、防水機能がなければ少しの水滴で壊れてしまうことがあります。筆者は以前海水浴にタブレットを持参し、防水カバーに入れたタブレットのイヤホンジャックに海水が数滴漏れ入ってタブレットを壊した苦い経験があります。

もちろん、雨が降るとわかったら屋外に持ち出さないに越したことはありませんが、突然降りだすこともあるので、やはり防水機能は備えておいて損はないと思います。小雨に少し付く程度ならIPX3でもよさそうですが、ゲリラ豪雨にあう可能性を考えると、IPX6はあるとよさそうです。

釣りをしながら動画を見る場合は、水没の可能性を考えてIPX8が望ましいですが、IPの基準はあくまで真水に対するものであり海水での基準ではないので、海に落とさないことが大前提の、万一のお守りとして考えたほうがいいです。

野外に持ち出すなら、バッテリーの持ちは大事なチェックポイントです。10時間以上駆動するタイプを選ぶことをおすすめします。なかには24時間駆動するタブレットもあります。

防水は当たり前!?防塵チェックも忘れずに

防水と同時にチェックしたいポイントが、砂やホコリなどの小さい粒子からタブレットを守る、防塵機能です。目に見えにくいような微細な砂やホコリも、タブレットなどの精密機器にとっては壊れる原因になり得ます。砂浜やキャンプ場などの砂がある場所、ホコリっぽい部屋などにタブレットを持ち込む場合はとくに、防塵機能の有無をチェックしておきたいものです。

防塵の基準は、防水と同じく国際電機標準会議(IEC) が定めたIPコードが広く使われています。防水の基準値では「IPX」の後に数字がきますが、防塵の場合は「IP6X」のようにIPのすぐ後に等級の数字がきます。

保護の等級は0から6の7段階あり、たとえば「IP6X」は、 直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に商品を8時間入れ、かくはん後に取り出したときに塵埃が侵入しない、完全防塵の性能を保証するものです。


■防塵等級の目安

[IP0X]
特に保護がされていない

[IP1X]
直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定)

[IP2X]
直径12.5mm以上の固形物が中に入らない(指程度を想定)

[IP3X]
直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない

[IP4X]
直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない

[IP5X]
有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)

[IP6X]
粉塵が中に入らない(耐塵形)


ちなみに、防塵と防水を兼ね備えた場合は、「IP68」のように記載します。数字は、左側が防塵で右側が防水です。この場合は、防塵等級6、防水等級8になります。

「防水・防塵スマホ」について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

 

記事で紹介する製品

防水タブレットの実力は?実際に使ってみた

※画像はイメージです。

ここまで紹介した防水タブレットの特徴、あると便利な機能、選び方、防水・防塵の基準などを参考に、自分がもっともストレスなく使える一台を探してみました。

まず、OSはずっとAndroidを使って慣れているので、タブレットもAndroid搭載のタイプにすることは決まっています。メーカー・ブランドは、私はSamsungのGalaxy一択です。Galaxyの複数の機種に使われている有機EL「AMOLED(アモレッド)」の画面の美しさが、選ぶ理由です。

有機EL(Electro Luminescence)は、液晶のように背後からライトで照らす方法ではなく、ホタルのように自身で発光します。バックライトに頼らず自ら発光することで、照明の強さや当たる場所の違いによる発色ムラができにくく、鮮明な色になるのです。

バックライトが不要なぶん、厚みが少なくて済むメリットがあります。「AMOLED(アモレッド)」は有機ELのブランドの一種で、「Galaxy Sシリーズ」に採用されていて、私のスマートフォン「Galaxy S20 5G」にも使われています。

「Galaxy S20 5G」は発売して4年が経っていますが、いまでも周りの人が覗き込んで「画面がキレイ」と褒めてくれます。

使った防水タブレットは「Galaxy Tab S10+」

Galaxyタブレットの中から筆者が選んだ機種は、「Galaxy Tab S」シリーズ史上初の防水防塵に対応したタブレット、「Galaxy Tab S10+」です。他のOSタブレットでは見かけなかった防水防塵性能が備わっているAndroidタブレットです。2023年秋発売の「Galaxy Tab S9」シリーズ、「Tab S9 FE」シリーズから、防水防塵対応になりました。

本体だけでなく、なんと付属のSペンにもIP68の防塵・防水機能があり、お風呂やキッチンなど水がかかりそうな場所でも使え、タブレットの利便性がさらに高まります。

また、筆者は音楽活動をしていて、野外のライブでタブレットを使うため、防水・防塵は喉から手が出るほどほしい機能でした。なぜなら、ライブ中、ちょっとした小雨に降られたり砂ぼこりが舞ったりしただけで、故障を懸念してタブレットの使用を諦めた経験があるからです。

とはいえ、タブレットを野外ライブで使うのは年に数えるほどで、普段はバスタイムで使うことが多いので、防水レベルはIPX8が希望でした。

さらに、一度動画を見始めると1~2時間は見続けてしまう私には、画面のブルーライトを制限できる「目の保護モード」を搭載している点も選ぶポイントになりました。

Galaxy Tab S10+の画面のサイズは約12.4インチで、小さめのノートパソコンほどあります。にもかかわらず、重さは約571グラムと軽量です。ストレージは256GBと512GBがラインナップし、MicroSDは最大1.5TBまで対応し、動画編集や作曲、デザイン、ゲームなどが楽しめる容量が使えます。

スマホとの連携スピードの速さと簡単さに感動!

▲データのコピーはあっという間に完了しました

※画像はイメージです。

「Galaxy Tab S10+」を手に取り、その薄さ、軽さに感動したら、いよいよ電源を入れます。立ち上がりはとても早く、ストレスフリーでした。

真新しいタブレットからの最初の問いかけは、タブレットに私のスマートフォンの情報をコピーするかどうかでした。私のスマートフォンはSamsungの「Galaxy S20 5G」(2020年春発売モデル)という機種を使用していて、OSはAndroid、ブランドはGalaxyなので、タブレットと全く同じです。OSが同じほうが同期の互換性が高く、さらにブランドが同じなら操作性も似ている点は、お気に入りポイントのひとつです。

コピーは、あっという間に完了しました。1分もかからなかったと思います。同じGalaxyブランドなので、QRコードを読み込むだけでコピーが開始され、その間手動で設定することは一切なし。有線接続も不要でした。デジタル機器の細かい機能まで詳しくない私は、同期の作業が複雑だと、それだけで苦手意識をもってしまいます。最初の一歩の簡単さは、私のタブレットへの期待感をふくらませる出来事でした。

防水タブレット「Galaxy Tab S10+」のここがすごい!

防水タブレット「Galaxy Tab S10+」は、Galaxyタブレットの中で上位機種なだけあって、便利で快適な操作性をとことんまで追求しています。

たとえば、タブレット本体に加えて、付属のSペンまで防水仕様になっていることや、1日中使い続けることが可能なバッテリー容量などです。防水・防塵はもちろん、実際に操作してみて感じた「Galaxy Tab S10+」の魅力を、これから紹介していきます。

防水タブレットをお風呂に持ち込んで本当に大丈夫?

防水タブレットを手にしてまず試してみたかったのは、本当に防水カバーを付けないままお風呂に持ち込んで使えるか、です。いくら防水でも、カバーはないよりはあったほうがいいとは思います。ただ、その都度カバーを付け外しするのは、とてもとても、とても面倒です。

ということで、「Galaxy Tab S10+」を裸のままお風呂に持ち込み、バスタブに置いて壁に立てかけ、ぬるめのお湯につかりながら、電子書籍を15分ほど読みました。

結果、何事もなく無事に読み終えました。「Galaxy Tab S10+」はお風呂専用に作られたタブレットではないので、いくら高い防水機能があっても長時間の利用は避けたほうがいいとは思います。ですが、お風呂の時間に読書ができるなら、私の積読はかなり解消されるはずです。防水機能よ、ありがとう。

防水機能搭載

※動画のデバイスはGalaxy Tab S9+です。

料理中に濡れた手のままメールチェックやスワイプができる

次に、タブレットでレシピを見ながら料理を作ってみました。せっかくなので、あえて濡れた手で画面を指でタップしたり、スワイプしたりしてみました。IPX8ですもの、この程度の水滴では、もちろんビクともしません。

ただ、画面に水滴が付いた部分の文字がぼけて読みにくくなるときがあります。そんなときに役立つのが、付属のSペンです。SペンにもIP68の防塵・防水機能がついているので、濡れた手のまま使えて、画面に水滴が付きにくくなります。

Sペンにも防水機能が搭載

  • ▲濡れた手でSペンを操作。
  • ※動画のデバイスはGalaxy Tab S9+です。

Sペンはタブレットの裏面や側面(注:長辺部分のみ)にくっつく仕様になっていて、使いたいときにさっと外せます。炒め物や揚げ物など、時間との勝負をしている最中は、「あれ、Sペンはどこ?」「タブレットが濡れちゃったから拭かなきゃ」などと言って手を休めるわけにはいきません。タブレットにくっついていれば、濡れた手のまますぐに取り外せ、スムーズにタブレットを操作できます。

レシピを見ている最中にメールが届いても、濡れた手のままチェックしたり返信したりできる点も便利です。

「Sペン」についてさらに詳しく知りたい方は、
こちらをご覧ください。

 

ゲームにアウトドアに音楽…野外で活躍!

そして、筆者が待ち望んだ防水・防塵機能が備わった「Galaxy Tab S10+」なら、野外ライブやフェスでのタブレット使用時に、心強いパートナーになってくれます。

私の場合、野外ライブでは音楽アプリを使って演奏したり歌詞を表示したりするためにタブレットを使います。屋根がない会場の場合、小雨がさらりと降ってきただけでも、タブレットを使い続けるのが怖くなり、場合によっては中止することもあります。防水・防塵機能が備わった「Galaxy Tab S10+」のおかげで、今後は心配なく野外ライブを決行できます。

そして、なんといっても「Galaxy Tab S10+」は、バッテリーの持ちが野外向きです。1日中使えるバッテリー容量があり、 GalaxyのスマートフォンをUSB-Cケーブルで接続すれば充電もできます。逆にGalaxyのスマートフォンを使ってタブレットを充電することも可能です。

記事で紹介する製品

「Galaxy Tab S10+」は防水以外の機能もすごかった

「Galaxy Tab S10+」は、動画やWebサイト、ゲームなどを見るだけでなく、写真を撮ったり学習したり絵を描いたりと幅広い使い方ができ、うっかり落としてしまったときの対策機能まで搭載されています。

画面の美しさや光の反射防止、映画館のように立体的な音、AIを使った新しい検索・画像編集・翻訳体験など、防水・防塵以外にもたくさんある、「Galaxy Tab S10+」のすごい性能を紹介します。

地面に落としてしまった!そんなとき頼りになる「防水・防塵機能」と「アーマーアルミフレーム」

スマートフォンやタブレットは、持ち歩きに便利な反面、うっかり落としてしまうことがあります。「Galaxy Tab S10+」のメタリックなフレームには、Samsungが採用する素材の中でもっとも強い「アーマーアルミフレーム」が使われているため、頑丈で耐久性に優れています。

仮に砂やホコリのある場所や水の中に落としてしまっても、IP68の防水・防塵性を備えた「Galaxy Tab S10+」なら保護してくれます。

迫力と臨場感を兼ね備えた音

映画やドラマを楽しむなら、音のよさにもこだわりたいところです。「Galaxy Tab S10+」に搭載されているスピーカーは、ミュージシャンもよく使っているメーカーのAKG(アーカーゲー)製で、低音用と高音用で構成されていて、プライベートシアターのような迫力ある3Dサウンドを楽しめます。さらに「ダイアログブースト」機能で、どんな動画を見ているときもBGMや効果音を抑え、音声だけをクリアに聞き取ることができます。

強い日差しの下でも反射が少ない!

日差しが強く明るい日は、画面に光が反射してコンテンツが見えにくくなりますが、「Galaxy Tab S10+」のディスプレイには日差しの強さに応じて色味を調整する「ビジョンブースター」が使われているため、強い日差しの下でもコンテンツをはっきり見ることができます。

また、Galaxy Tab S10+のディスプレイは、従来モデルになかった反射防止加工が施されていて、画面の見やすさが向上しています。

Galaxy Tab Sシリーズ初のAIタブレット

「Galaxy Tab S10シリーズ」は、翻訳・要約・検索・画像編集などが快適になるSamsungのAI技術「Galaxy AI」がGalaxy Tabシリーズとして初めて標準装備されています。

写真の被写体を好きな場所へ移動できる!

写真の編集でも、「Galaxy AI」が活躍します。写真に映った人や物を移したい場所に動かしたり、移動でぽっかり空いた部分を塗りつぶしたりできるフォトエディター機能も、生成AIによるものです。

Galaxy AIで愛犬を巨大化させてみた!

かわいい !!

言葉や写真を指で囲うと検索スタート

画像を見て「このモデルさんが着ている服、ほしいな」「このカフェはどこにあるんだろう」などと思ったことはありませんか?「Galaxy Tab S10+」なら、「かこって検索」を使って調べたい画像を囲むだけで、簡単にGoogle画像検索で検索してくれます。

これまで「いいな、ほしいな」と思うだけでやり過ごしてしまっていたファッションやショップも、「かこって検索」があればすぐに手に届きます。

防水タブレットは生活を楽しく快適にしてくれる

※画像はイメージです。

防水・防塵機能はもちろん、あると便利な機能が盛りだくさんに詰まっている「Galaxy Tab S10+」なら、生活をより楽しく快適にしてくれると、実際に使ってみて感じました。こんなことなら、もっと早く買っておけばよかったです。

高品質で高性能な「Galaxy Tab S10+」はタブレットの中では安価なほうではありませんが、物理的にも気持ち的にも妥協していない大満足の一台を持つことで、長く大切に使い続けると思います。妥協なしの一台を持てば長く愛用することは、私が使っているスマートフォン「Galaxy S20 5G」で実証済みです。

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力武亜矢氏のプロフィール画像 力武亜矢氏のプロフィール画像

執筆者

力武亜矢(りきたけ・あや)

ライター / 編集者 / 薬機法管理者(AL001951) / ロックボーカル

ビジネス・最新アイテム情報・健康・美容領域を中心に、雑誌やWebメディア、書籍などで執筆するライターおよび編集者。スマートフォンで撮影した写真を記事に使うことがあるため、カメラ性能が高く画面が鮮明なGalaxyを愛用する。ボーカリスト「RICKEY」としても活動中。

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防水 / 防塵性能を維持するために


本製品には防水 / 防塵性能があり、次の国際規格に適合しています。
・防水保護等級IP68:IEC 60529規格の要件に従い、動かさずに15-35 ℃、86-106kPa、1.5mの真水で30分間試験されました。

本製品の防水 / 防塵性能を維持するために、以下のガイドラインに従ってください。
・本製品をプールの水や海水にさらさないでください。
・汚れた水やその他の液体(石けん水、油、香水、日焼け止め、ハンドクリーナー、化粧品などの化学製品など)またはアルコールを含有する液体にさらされた場合は、防水性能を維持するために、流水ではないきれいな水で洗い落とし、柔らかく清潔な布などで拭き、十分に乾燥させてから使用してください。
・勢いのある流水にさらさないでください。水圧が急に上がると、保証されている防水レベルを超える場合があります。
・サウナやスチームバスルームなどの場所では、温度の急激な変化により、防水性能が損なわれる場合があります。
・本製品が外部からの衝撃にさらされたり、損傷したりした場合、防水性能が低下する場合があります。

本製品が水または汚染物質にさらされた場合、以下のガイドラインに従ってください。
・本製品を柔らかく清潔な布などで拭き、十分に乾燥させてください。
・マイクまたはスピーカーが完全に乾燥していない場合、通話中の音声がはっきりと聞こえない場合があります。
・本製品を水中で使用した場合、タッチスクリーンやその他の機能が正常に動作しない場合があります。
・本製品が完全に乾燥していない場合は、充電器やその他のアクセサリに接続しないでください。外部接続端子が濡れているときにアクセサリや充電器を接続すると、本製品が損傷するおそれがあります。

防水/防塵性能は永続的に維持されるものではなく、使用期間や使用環境による自然劣化により、性能が低下する場合がございます。

保証に関して