食べ物や料理の写真の撮り方|美味しそうに見える5つのコツを紹介!
2024-01-01
食べ物を美味しそうに撮りたいと考えているなら、少し本格的な撮影のテクニックを取り入れてみるだけで、今まで撮れなかった写真に仕上がるでしょう。食べ物の撮影には、光の当て方や構図、アングルなどいくつかポイントがあります。シーンに合わせて最適な撮影方法を選んでいくことで、食べ物の透明感やツヤ感を引き出して撮影できます。ぜひ撮影のコツをおさえておきましょう。
本記事では、食べ物や料理を美味しそうに撮影するための5つのコツを紹介します。機材などは不要で、今すぐ実践できるものなのでぜひチェックしてみてください。
目次
食べ物・料理を美味しそうに撮影するための6つのコツ
食べ物・料理を美味しそうに撮影するためのコツは、以下の6つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
● ライティングを意識する
● 構図を決めて撮影する
● アングルを意識する
● 小物の使い方も重要
● シズル感を出す
● 箸上げを利用する
ライティングを意識する
ライティングは、被写体を照らす光の当て方のことで、写真撮影において重要な要素のひとつです。
料理の撮影では、自然光を利用すると、食べ物の色を自然に映し出すことができます。窓際や屋外など、自然光が入る場所で撮影することを意識してみると良いでしょう。
また、自然光を利用して料理を撮影する際には、光の向きも重要です。光源がカメラの背後にある「順光」や、光源が被写体の背後にある「逆光」、被写体の真横に光源がある「サイド光」など光の当て方にも、いくつか種類があります。
食べ物の撮影の場合には、「逆光」で撮影すると、食材の輪郭を際立たせ、透明感やツヤ感を強調できます。なお、逆光で料理の影が強調され過ぎる場合には、少しサイド光よりの「半逆光」で撮影すると、影が斜め手前に流れて自然に表現できます。
影が強調され過ぎると、不自然なこともあるので注意して確認しておきましょう。また、光源が被写体の正面にある「順光」で食べ物を撮影すると、立体感がなくのっぺりとした印象を与えます。美味しそうに写すことが難しくなるため避けるようにしましょう。
構図を決めて撮影する
構図を効果的に使うことで、より写真の食べ物に目を引き付けたり、バランスよく見せたりでき、料理の魅力を引き立てることができます。料理を撮影するときの構図は、三角構図、対角線構図、俯瞰構図などがよく使われます。それぞれの構図の特徴を確認し、撮影時に活用していきましょう。
三角構図
写真のなかで被写体を三角形に配置する構図です。視線を自然に全体に導くことができ、バランスの良い構図で写真が撮影できます。たとえば、テーブルの料理が三角形に配置された構図で撮影すると、一つひとつの料理が際立ちます。
対角線構図
写真のなかで被写体を対角線上に配置する構図です。料理の撮影の場合、手前にメインの料理を配置し、奥に飲み物やテーブル上のアイテムを配置するなど、前後をつけて対角に配置すると、奥行き感を出すことができます。手前から奥へ目線の動きが出るため立体感が出るのもポイントです。
俯瞰構図
上から見下ろす角度で撮影する構図です。全体的な配置や、色のバランスを強調して撮影できます。視覚的にシンプルで、料理全体が鮮明に見えるため、SNS映えするおしゃれ感のある写真を撮影できる点が魅力です。
バランスよく見せるためには、料理だけでなく、フォークやスプーン、箸、グラスなどを適切に配置するのもポイントです。
アングルを意識する
どの角度から食べ物を撮影するかでも写真の印象は大きく変わります。
斜め45度のアングルは、テーブルで料理を前にする人物からの視線に近く、自然な印象の写真を撮影できます。奥行き感を表現でき、多くのシーンで利用しやすいアングルです。
一方、真横からのアングルで料理を撮影すると、ボリューム感や質感を表現できます。ハンバーガーやサンドイッチなどの厚みを強調した写真を撮りたいときに適しているアングルです。
その他、俯瞰構図でも紹介したとおり、真上からのアングルで撮影すると、料理全体を写して撮影ができます。
小物の使い方も重要
小物や背景を上手く使って、料理の写真を演出することもできます。
たとえば、料理の色味に合ったクロスを使うことで、写真に統一感が出ておしゃれな印象を作ることができます。暖色系のクロスは温かみ、寒色系はさわやかさを印象付ける効果も期待できるので、撮りたい写真のイメージに合わせてクロスを選ぶのもおすすめです。
また、お皿と料理の色の組み合わせもポイントです。豆腐やチーズなど色が淡い料理のときは、黒などの濃い色のお皿を使うと輪郭をクッキリ表現することができます。温かみや優しい印象を持たせたいときは木製のお皿も選択肢になるでしょう。
その他、観葉植物などを背景に写りこませて緑を加えることでおしゃれな印象をプラスするなどのアイデアもあります。とくに写真が少し物足りないときなどに、緑を追加するといった工夫はおすすめです。
ただし、小物を追加するときも、あくまで写真のメインは料理です。写真がより引き立つ効果を生んでいるか、小物が目立ち過ぎていないかは確認しておきましょう。
シズル感を出す
シズル感は、食欲を刺激するような、みずみずしさや焼きたて具合を感じさせる感覚のことです。食材を焼くときの「ジュージュー」音を表す「sizzle」という英語からきています。シズル感のある写真が撮影できると、写真を見ている人に「食べてみたい」や「美味しそう」と思わせることができます。
たとえば、鍋料理などは料理から出る湯気も一緒に写真に写すことで、アツアツの状態が伝わりやすくなるでしょう。蓋を開けたときに立ち上る蒸気を写して、熱さや臨場感も伝えるといった工夫も効果的です。
ハンバーグやステーキなども表面の質感や焼き色が分かるように撮影したり、肉汁を強調して撮影したりすると、シズル感を演出できます。
その他、熱い料理に、冷たい飲み物やデザートを添えて視覚的なコントラストを作ることでも、シズル感を出すことができます。五感に訴えるような演出を工夫してみると良いでしょう。
箸上げを利用する
料理の中には、外側の見た目だけでなく、中身が魅力的なメニューがあります。その場合、「箸上げ」というテクニックを利用して、料理の一部を箸やフォーク、スプーンなどで持ち上げると効果的です。
ラーメンの麺を持ち上げて撮影したり、チーズハンバーグの一部を切り取ってチーズが溢れ出る様子を撮影したり、オムライスの中身を見せるようにスプーンで一部分をすくいあげて撮影するなど、「箸上げ」の撮影方法は多岐にわたります。
片手で箸やスプーンなどを持ってスマホで撮影するのが難しい場合、スマホ用の三脚やスタンドを利用し、セルフタイマー機能で撮影する方法もあります。
スマホで食べ物を撮影するなら写真の加工アプリも利用しよう
スマホで食べ物・料理の写真を撮影したら、写真加工アプリで撮影後に加工するのもおすすめです。
写真加工アプリを利用すると、フィルターや明るさの調整、ポートレートなどの加工が可能です。見栄えを良くするために明るさを調整したり、雰囲気を演出するためにフィルターを掛けたりとさまざまな加工ができ、より魅力的な写真に仕上げることができます。
スマホの機種によっては、純正の写真アプリ内で加工ができる場合もあるので、手持ちの機種をチェックしてみると良いでしょう。
コツをおさえて美味しそうに見える食べ物の写真を撮影できるようになろう
食べ物を美味しそうに撮影するなら、自然光を意識して逆光で撮影する、料理の撮影に合った構図を取り入れる、表現に合わせたアングルを選ぶ、小物や背景を上手く使う、シズル感を出すなどがポイントです。
その他、とくにスマホで撮影する場合は加工アプリを利用して仕上げる方法もあります。ぜひコツを取り入れて、普段の食べ物や料理の撮影に活かしていきましょう。
スマホで食べ物を撮影するなら「Galaxy S23シリーズ」や「Galaxy Z Flip5」がおすすめ
スマホでもっと美味しそうに食べ物を撮影したいと考えているなら、「Galaxy S23シリーズ」や「Galaxy Z Flip5」がおすすめです。最高クラスのカメラを搭載し、鮮やかな写真撮影ができます。
さらに、Galaxyスマホのカメラには「食事モード」が搭載されており、美味しそうな食べ物の写真を簡単・キレイに撮影できます。
フラッグシップモデルの「Galaxy S23 Ultra」 は、2億画素のメインカメラを活かした明るい写真撮影や超高精細な撮影が可能です。普段使いの写真撮影としても、超広角、超高倍率のズームなど幅広い撮影に対応できます。
「Galaxy Z Flip5」は、縦折りができる折りたたみスマホです。料理の撮影はもちろん、普段使いでも折りたたみスマホならではの斬新なアングルで撮影可能です。一定の角度に折りたたむと三脚を使わずに固定して撮影できるフレックスモードも利用できます。
また、完全に折りたたんだ状態では、背面のカバーディスプレーで写りを確認しながらメインカメラでセルフィー撮影も可能です。
Galaxyのスマホは、純正のフォトエディター機能でフィルター、トリミング、明るさの変更など、手軽に写真の編集や加工ができます。オブジェクト消去の機能を利用すると影の消去もでき、食べ物に影がかかってしまった場合も、影を取り除いて手早く魅力的な写真に仕上げることができます。
ぜひ「Galaxy S23シリーズ」や「Galaxy Z Flip5」の利用をご検討ください。
※記事内で使用されている画像はイメージです
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